お年賀に頂く暦、六曜って知ってますか?

ノウハウ

一月ももう少しで終わりますが、我が家は正月の4日に菩提寺のお上人がご年始にお越しくださり、その年の暦を頂いています。

その暦を見ながら、六曜は知っていましたが、常識として知っておくべきことがあるのか気になり、色々調べてみました。

中国の暦が日本に伝えられたのがいつであるか定かではないそう。『日本書紀』に、大和朝廷は百済から暦を作成するための暦法や天文地理を学ぶために僧を招き、飛鳥時代の推古12年(604)に日本最初の暦が作られたと伝えられています。現在、世界各国で広く用いられているのは、太陽暦の一つであるグレゴリオ暦ということです。(Wikipediaより)

縁起
他との関係が縁となって生起するということ。全ての現象は、原因や条件が相互に関係しあって成立しているものであって独立自存のものではなく、条件や原因がなくなれば結果も自ずからなくなるということを指すそうです。(Wikipediaより)

六曜

六曜はカレンダー上、「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」という順番で回っている。旧暦の毎月1日の六曜は以下のように固定されている。閏月は前の月と同じになる。

1月7月 先勝
2月8月 友引
3月9月 先負
4月10月 仏滅
5月11月 大安
6月12月 赤口
先勝
(せんしょう/さきかち)は、早くことを済ませてしまうことが良いとされる日。「先んずれば即ち勝つ」の意味。午前は吉、午後は凶と言われる。急用の処理や訴訟には吉日とされている。かつては「速喜」「即吉」とも書かれた。願掛けを行うのにも良い日とされる
友引
(ともびき)は、勝負の決着がつかない良くも悪くもないとされる日。元々は「共引き」の意味である。朝晩は吉、昼は凶と言われる。友引については葬儀を避ける俗信がある。葬儀を行うと、友が冥土に引き寄せられる(=死ぬ)とのジンクスがあり、友引の日は葬祭関連業や火葬場が休業となっていることがある。しかし、六曜は仏教とは関係がないため、友引でも葬儀をする宗派(浄土真宗)がある。

先負
(せんぶ/さきまけ)は、急用は避けるべきとされる日。争い事や公事も良くないといわれ、万事に平静を守ることが良いとされる。「先んずれば即ち負ける」の意味で先勝に対応する。午前は凶、午後吉と言われる。かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていたが、字面につられて現在のような解釈がされるようになった。
仏滅
(ぶつめつ)は、六曜における大凶日。仏滅は万事に凶であるとされる。この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。他の六曜は読みが複数あるが、仏滅は「ぶつめつ」としか読まれない。
大安
(たいあん)は、万事進んで行うのに良いとされる日。「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。何事においても吉、成功しないことはない日とされる。「泰安」が元になっており、婚礼や建前などの日取りなどは大安の日に行われることが多い。自動車の登録日や納車日、建物の基礎工事着工日や引渡日をこの日にするという人も少なくない。
赤口
(しゃっこう/しゃっく)は、正午の前後を除いて凶日とされる日の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされる。この日は訴訟や契約は避けるべきとされた。又この日は「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつける。つまり「死」を連想されるものに注意する日とされる。

この日は何がいけないの?

 

・大安にお葬式やお通夜をすることは全く問題ありません。
・お葬式をしてはいけないという凶日は、友引とされています。
・大安に法事や納骨・墓参りと言う仏事を行うことも問題ありません。
・お宮詣りや七五三は大安の日、特に午前中に参拝するとよい。
・安産祈願の戌の日の参拝、月曜や神吉日が重なるとさらによい。
・大安であっても引っ越しや新築の行事を行うのに三隣亡は凶日とされる。
・納車に凶日とされるのは六曜では赤口や仏滅とされます。
・天赦日(てんしゃび)は、暦の上で最大の吉日とされています。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、万倍の結果を生む日とされています。
・一粒万倍日は結婚も吉、宝くじの購入や財布の購入にも人気の日です。
・一粒万倍日はお金を使うのも縁起がよいとされ、買い物にも最適です。
・一年に一度ある天赦日×一粒万倍日×大安は、運気の上がる最良の日です。
・寅の日(とらのひ)は金運を高める日として、人気です。
・巳の日(みのひ)もまた金運・財運を高める日として人気です。
・大安と不成就日が重なると、その日を吉日とは考えず物事は避けるのがよい。

※突き詰めると色々難しくなる暦です。吉凶判断の(二十八宿)とか日取りの参考に(十二直)があるそうです。生活の補助と考えて、活用するのが良さそうです。

まとめ

ここまで大安やその他の暦について詳しく見てきました。縁起が良い、悪いという話はありますが、あくまでこれらは補助的なものと考えると良いそうです。

暦の本でも、あくまで暦は生活の中心ではなく、助けとなるものと紹介されていて、暦にがんじがらめにならないようにしましょう。

あくまでプラスアルファとして、時には生活に取り入れて活用するのが良さそうです。

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