新聞や本の細かい文字など、手元から30cmほど離れたものが読みにくくなったら、それは老眼のサインだそうです。
老眼は、加齢とともに、目の中にある水晶体の弾力性が低下して硬くなってくることや、その水晶体を支える毛様体筋の働きが衰え、ピントを合わせる調整機能が低下することが原因です。
私はド近眼なので、普段の生活はメガネが必須です。スマホや読書などの近距離は、苦も無く良く見えるのですが、メガネを外さないと見にくくかなり不便です。
毛様体を鍛えるトレーニング
遠近トレーニング
- ①ペンなどを手に持って、腕を伸ばし、ペンを2~3秒見ます。
- ②次に、外の景色など遠くを2~3秒見ます。これを3セット行います。
毛様体筋は近くを見ると緊張し、遠くを見ると緩む。近く遠くを交互に見ることで、目のピント調節機能が鍛えられる。
8点ぐるぐる体操
上→斜め左上→左→斜め左下→下→斜め右下→右→斜め右上、と8箇所を見るようにぐるっとまわします。これを3セット行います。
グー・パートレーニング
思いっきりぎゅっと力を入れて、2秒間目を閉じる。
②目をぱっと開く
勢いよくぱっと目を開き、2秒間そのままに。①②を3~5回繰り返す。
目の健康を維持する食物・栄養素を摂取しよう!
ビタミンA
βカロテンとも呼ばれ、レバーや緑黄色野菜などに多く含まれます。
網膜の栄養素で、目の粘膜を保護する働きがあります。
ビタミンB6
鮭などに多く含まれます。
水晶体や毛様体筋の代謝を促進します。
ビタミンB1
豚肉などに多く含まれます。
神経の伝達に役立つので、視神経からくる疲れ目の防止になりますl。
ビタミンB2
納豆などに多く含まれます。
角膜炎等の予防に役立ちます。
ビタミンE
アーモンドなど、ナッツ類等に多く含まれます。
白内障など、目の老化予防に役立ちます。
ビタミンC
ジャガイモなどの芋類、ピーマンなどの野菜類、多くの果物に含まれています。
高い抗酸化作用を持ち、スマホ老眼や白内障、飛蚊症などに効果があると言われています。
ルテイン
緑黄色野菜に多く含まれます。
なかなか聞き慣れない言葉ですが、加齢黄斑変成や白内障の予防に効果があると言われています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
マグロやイワシなどの魚の脂質、特に青魚にに多く含まれます。
DHAは網膜の中に多く含まれているので、摂取することにより働きを高めて視力の回復に役立つと言われています。
亜鉛
牡蠣を始めとする貝類やレバー、肉類などに豊富に含まれます。
目の健康を保つのに書かせない栄養素で、不足すると大変目が疲れやすくなります。
眼に入る紫外線の量を減らす
老眼は、水晶体に弾力がなくなって硬くなることが原因の一つですが、硬くなってしまう要因として上げられるのが、紫外線による活性酸素の発生です。ですから、できるだけ目に紫外線を入れないような工夫をする方がいいです。UVカット加工のサングラスや帽子などで、紫外線を防止しましょう。
視力に合った老眼鏡をつくる
近くのものが見えにくいままで生活すると、目に負担がかかってしまいます。見えにくさを感じたら、自分の視力に合った老眼鏡をつくりましょう。老眼は65歳くらいまで進行しますから、2~3回は作り変える必要があります。
老眼で近くのものが見えにくくなっても、我慢して老眼鏡をかけないでいると、眼精疲労を起こし、肩こりや頭痛、食欲不振や吐き気といった症状を感じることがあります。
まとめ
スマホ老眼や未だ老眼の自覚がない人には、毛様体を鍛えるトレーニングが効果的という事です。
時間も掛からず簡単にできる方法をチョイスしましたので、ちょっとした隙間時間にチャレンジなさって見てくださいね!
紫外線による活性酸素の抑制が老眼に効果があるので、UVカット加工のサングラスや帽子で紫外線対策をしましょう!
視力に合った老眼鏡を使いましょう!
「アンチエイジング!老化を遅らせる2つのこと」こちらもご覧ください!
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